なぜ、看護師が
アルゴリズムを作るのか。
臨床の現場で、ずっと気になっていたことがあります。
体調が悪化して運ばれてくる患者さんの多くは、
「あのとき気づいていれば」という状態です。
でも不思議なことに、後から話を聞くと、
変化のサインは必ずあった。
眠れなくなっていた。外に出なくなっていた。
食事のリズムが崩れていた。
本人が気づいていなかっただけで、
パターンは変わっていたんです。
3つの立場が、このアプリを作らせた。
看護師として、「変化の兆候」を読む訓練を受けてきました。
看護診断とは、症状が出る前のパターンの変化を捉える思考法です。
大学教員として、その知識を体系化し、次世代に伝えてきました。
博士(データサイエンス)として、
そのパターン認識をアルゴリズムに落とせることに気づきました。
「何が本当に危険な変化か」を判断できる人間が設計する。
それだけで、健康アプリは根本から変わると思っています。
技術の問題ではなく、
解釈の問題。
スマホのセンサーは、すでに十分なデータを持っています。
足りなかったのは、そのデータを
「臨床的にどう読むか」という視点でした。
Health Guardianは、看護診断の思考をアルゴリズムに実装した
世界で唯一のアプリです。
忙しくて、自分の健康を後回しにしている人のそばに、
静かに置いておけるものを作りたかった。
難しい操作も、毎日の記録も、いらない。
変化があったときだけ、教えてくれる。
そういうものが、臨床の現場で必要だと、
ずっと思っていました。